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昭和元禄 落語心中 3


雲田はるこ 講談社ITANコミックス

師匠の若い頃を描いた八雲と助六編。なんちゅーか、八雲も助六も、みよ吉もなんともいえない色気があるなあ。実際の落語協会も色々分裂したりしてますが、助六の行動がそれをなぞっている感じ。漫画で読んでいても画面越しに魅力が伝わってくるんだけど、こういう人は人を惹きつける分、敵も作っちゃうんだよねえ。「笑点」なんか見ててもやっていること、言っている事は間違ってなかったと思うんだけど。情念のドラマが、古臭く感じないのは、昭和の雰囲気がにじみ出ているから。この続きが気になって仕方がないのに3巻は来年初夏まで出ないのか。長いな…。

そして巻末おまけ漫画を見るまで主人公は与太だというのを忘れていた。ごめんよ与太。
by yamanochika | 2012-10-29 21:17 | 漫画色々
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