喜多みどり著 角川ビーンズ文庫刊 デ・コスタ家の完結巻。 綺麗にまとまってた大団円でした。若干駆け足気味ではあったかな。しかし表紙イラストのロージーの貫禄がw最初の頃の小鹿ちゃんは一体どこにwって感じなんですが、服はラストの辺りで着てたワンピースだよね。可愛い。 ロージーが今までの話で感じていた事、成長っぷりが窺える内容で、アレックスと対峙するシーンが一番燃えた。リカルドにも、アレックスにも自分が思っている事を言えるようになったロージー。言えるようになっただけではなくて、リカルドやダリオには、どういう風に使うべきかも考えてやっているというのに痺れた。 一方のノアも活躍はしていたんだけど、相変わらずウダウダしてるなー。同じところからなかなか抜けられなくて、目の前にある単純な答えに辿りつくまでが長い。でも、その暗さとか、ダメな部分も含めてロージーは好きなんだから仕方が無いよね。一番最初に「愛されている」という感覚を教えてくれたのがノアだから。 ダリオもロージーと並んで成長したキャラでした。正直ノアよりもダリオの方がいい男になるだろうと思う。思いっきり当て馬になってたけど。今回エミリオと一緒にいる場面が多くて、エミリオを支えてくれたのも嬉しかった。リカルドについては特に言う事がないや。結局背景はあんまり分からないままでしたね。ルチアに関する伏線がきっちり拾われてて満足。 作者さん、春に出産なさったそうで、おめでとうございます。春に出産されて、9月に新刊出せるっていうのがすごいです。
by yamanochika
| 2013-09-03 01:20
| ライトノベル
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