ありふれた祈り

ウィリアム・ケント・クルーガー著 ハヤカワ・ミステリ刊

1961年、ミネソタ州の田舎町で穏やかに暮らしていた13歳の少年フランク。しかしある少年の死をきっかけにいくつかの悲劇が彼の周りに降りかかり…

子供時代の終わりを大人になった主人公が振り返る。作中で起きた殺人事件の解決が話の縦軸となっているものの、作品中でクライマックスとなるのは、主人公の父である牧師が葬儀の為に行った追悼の言葉と、フランクの弟が述べた祈り。どちらも彼らに関わる悲劇だけにとどまらず、普遍的な内容で平易な言葉で語られているだけに、静かな感動をもって伝わってくる。


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by yamanochika | 2016-12-25 01:33 | 海外ミステリ

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