かくして殺人へ

カーター・ディクスン著 創元推理文庫刊

初めて書いた小説が大当たりを取ったモニカ。しかし小説の内容の事で毎日のように伯母から小言をくらい、家を飛び出してロンドン近郊にある映画会社の撮影所に赴き、脚本を手掛ける事になる。しかし、手がける作品は彼女が書いた小説ではなく、別の作家が書いたミステリ小説。さらに、何者かに命を狙われて…。

灯火管制下にあるイギリスが舞台とあって、これまた第二次大戦の影響が強く出た作品。若い女性であるモニカと、ミステリ作家であるカートライトの視点から書かれていて、この二人のラブロマンスの趣も。なんというか、作中に出てくる作品自体には何の関係もない映画にまつわる話をしている二人組を含めて、非常に「映画的」な内容になっている。タバコを巡るトリックはなかなか面白い。

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by yamanochika | 2017-03-12 14:19 | 海外ミステリ

日々読んだ本の記録。他映画、漫画等の感想などあれこれ。感想はネタバレありです。ご注意下さい。
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