王とサーカス

王とサーカス

米澤穂信著 東京創元社刊

新聞社を辞めてフリーのジャーナリストとなった太刀洗万智は、取材のため訪れたネパールで国王一族の殺害事件に遭遇する。

2001年にネパールで起きた王族殺害事件を背景に、ジャーナリストとして何を書くのか、なぜ書くのかを問いかけた作品。作中で起きた別の殺人事件の真相を主人公が突き止める描写はあるものの、作品の主題はジャーナリズムとは何か。記事にする為に取材対象をサーカスのような見世物として扱って良いのか、といった所に行き着く。
後味の良い作品では無いけれど、何かは残る話だった。

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by yamanochika | 2017-11-05 06:35 | 国内作家

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