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ゲド戦記

7月14日。in 厚生年金ホール。

試写会当たったので見てきました。人が多くてびっくり!ラスト・サムライの時より多かったかも。一緒に見に行った友達に、「ゲド戦記好きだって言ってもんねえ、試写会に応募するほど好きだったんだね」と言われたんですがどっちかっていうと、映画館にお金払っては見に行きたくないから試写会に応募してみたんですよう。当たらなかったら多分見なかったと思う。

以下 伏せないで盛大にネタバレしてるので注意。そしてあまり褒めてません…。











えーと良かったところ。
・岡田くんの声はかなり良かった。もっとも台詞少ないんだけど、歌声が良くて~というテルー役の演技の方がはるかに辛かった…。でも歌は上手かったよ。

・ジブリ映画なので、美術はさすがにきれい。もっとも「千と千尋」や「ハウル」の時ほどは感動しませんでした。「千と千尋」は話自体は面白いとも面白くないとも感想出てこなかったんだけど、美術の美しさには感動したんだよなあ。

・音楽。谷山浩子に新井昭乃とちょっと前のオタクならたまらない組み合わせでは。



話は、設定だけ借りたオリジナルなんだろうと思って見に行っているので、その点でのショックは無いんだけど、3巻の内容に4巻の一部をぶちこんで、オリジナル化した感じ。オリジナルとして見て面白ければそれで良かったんだけど、オリジナルとして楽しむにもちょっと説明不足。思ったより4巻の内容を使ってるんだから、テルーについてもっと書き込んだ方が良かったんじゃ。ゲド戦記、と言いながら、ゲドの名前が出てくるのが一カ所だけなので、映画しか見ない人に何故ゲド戦記なのか分からなかったりして。

全体として感想を言うとびみょーーーーーな映画。原作を読まずに見た方が、作品として楽しめると思うけど、原作見てないと背景や何であの子がああなるのかが分からないのではないかという。細かい所はつついても仕方がないので、感想はこの辺で。

ハウルも原作とは別物だけど、アレはアレなりに楽しめたのになあ。
by yamanochika | 2006-07-17 02:24 | 映画
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