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ヴァンパイアはご機嫌ななめ

メアリジャニス・デヴィッドスン著。早川書房刊。

アメリカ版ラノベ。ラノベにちょっとロマンス要素を足してみました、という内容。それ以上でもそれ以下でも無い。主人公は事故で死んだ後、ヴァンパイアとして蘇るものの、こういった話につきものの背徳感や世間から孤絶された孤独、悲壮感は一切無し。何せ両親にも友達にも自分がヴァンパイアだと話して軽く受け入れられているし、教会に行くことも、十字架を握る事も出来る。

ヒロインの口調や、何事もポジティブに、現実的に考えようとする明るさが好きになれれば楽しいかも。私はどんどん飛んでいく話の展開に付いていくのが精一杯でした。
by yamanochika | 2007-02-13 01:12 | SF・FT
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