栗原ちひろ著 角川ビーンズ文庫刊
ザ・ビーンズvol9に載っていた短編が気に入ったけど、本編は結構巻数が出ていたのでとりあえず短編集から購入してみました。 病弱(笑)、というか呪いで死にかけている割に頑丈な薬師カナギと詩人のソラ、元暗殺者で強大な魔法力を持つ少女ミリアンの3人のロードノベル。漫才みたいな3人のやり取りが楽しい雪山遭難編や、ミリアンのゴシック風な衣装が可愛い画家の話も面白かったけど、ギスランの若い頃の話が面白かった。元々この人の話が気になって読み始めたんだけど、砂金の思い出で終わっていたら綺麗だったのに。詩人と悲劇の記憶があれだけきれいに結びついていたら、詩人の事が忘れられなくなるだろうなあ。ラングレーさんとギスランのやり取りが相当笑えました。いいな、この二人。 とりあえず本編が気になるので、買ってこようかと思います。ちょうど完結巻も出たばかりだし。
by yamanochika
| 2008-02-01 00:14
| ライトノベル
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