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ドリーム・ガールズ

土日はDVD三昧にしようと借りてきた1枚。映画館に見に行くつもりで行けなかった映画。

ダイアナ・ロスとシュープリームスをモデルにしたミュージカルの映画化で、ビヨンセが出る。なおかつエディ・マーフィがこの映画でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。という所に引かれて見た映画なんだけど、見てみたら、映画の主役はビヨンセ演じるディーナではなく、ジェニファー・ハドソン演じるエフィでした。それ位映画を見ている間中、エフィしか印象に残らないの。最初から中盤まで、エフィが歌の上手さと自己主張の強さで映画を引っ張っているので(特に中盤のエフィのソロは素晴らしい)、ディーナの影が薄いんですよね。

中盤以降、年月が飛んで成功し、カーティスと結婚したディーナが登場するんですが、単に友達の男を寝取った嫌な女にしか見えなかった…せっかくビヨンセが演じているというのに。そりゃもう見てる分には美しいんですけどね。でも仲間とか、ファミリーとか言っていた人達に切られて、何も無いところから再出発を目指すエフィの方に感情移入して、彼女の為に何度も泣きました。見る前はこの映画見て泣くとは思わなかったんだけど。

夢を諦めないで、というのが映画の趣旨になるのかな。話の焦点は脇役であるにも関わらず夢を諦めずに再出発をしたエフィにあるので、ジェニファー・ハドソンがアカデミー助演女優賞を受賞したのも納得です。各所で流れる歌はどれも聞き応え十分。歌を楽しむだけでも見る価値があるのでは。
by yamanochika | 2008-03-03 01:04 | 映画
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