アランナ・ナイト著 創元推理文庫刊 ヴィクトリア朝のエジンバラを舞台にした歴史ミステリ。修道院の下働きをしていた妻と修道院付属学校の教師を殺害した罪で有罪判決を受けたパトリック・ハイムズ。しかし彼は妻殺しは認めたものの、教師殺害については最後まで否認し続けた。絞首刑直前に彼の訴えを聞いたファロ警部補は、新米医師の義理の息子、ヴィンスと共に再捜査を始めるが…。 シェークスピアの戯曲が彩る、エジンバラの風景描写が上手い。ただミステリとしては捻りがいまいち。キャラクター描写はそれなりなので、舞台がヴィクトリア朝のコージーミステリとして読めば楽しめるかも。
by yamanochika
| 2012-04-16 00:15
| 海外ミステリ
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