毛利志生子著 集英社コバルト文庫刊 ネパールで、唐の家臣団を助ける為に出兵するか否か、難しい決断を迫られる翠蘭。一方王宮内では殺人事件が発生し、翠蘭が保護していた少女が姿を消す。 政治や、話の主筋と共に事件の謎を解く話と2輪で進んでいて、だれずに楽しめた。カースト制というと何となくインドの方が印象強いんだけど、ネパール辺も今でもカーストが強く残っている地域なんですよね。生まれた時にどこに生まれるか、誰にも分からない偶然で生まれた後の生活が全部決まってしまうって恐ろしい。 そしてゲンパは今回もジスンのもう一つの特技を見れませんでした(笑)。いつか知ることもあるのかしら。事件の捌き方といい、ナレーンドラ王はかなりの賢王とみました。事件と、その結末までが翠蘭という人物を図る話にもなっているんだけど、一応目的の一つであるゲンパの出仕は叶ったみたいなので、あと1,2冊でネパール編も終わりかな?
by yamanochika
| 2013-01-13 20:23
| ライトノベル
|
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||