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曲がり角の死体

E・C・ロラック著 創元推理文庫刊

大雨の夜、急カーブの続く難所で起きた車の衝突事故。事故で大破した車から発見された実業家の遺体は、検死の結果事故の1時間前に一酸化炭素中毒によって死亡していた事が判明する。車の故障か、あるいは遺体がここまで運ばれたのか。不可解な状況の中、被害者の息子に容疑がかかるのだが…

マクドナルド主席警部シリーズ。
一見不可解な、あるいは悪魔的な事件が提示されるけど地道な捜査によって一つ一つの可能性が絞られていくのが警察小説らしい堅実さがあって読みやすい。犯人の意外性という点では疑問符があるのですが、安定して楽しめる。
by yamanochika | 2015-12-30 23:47 | 海外ミステリ
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