恩田陸著。幻冬社刊。
都内の大型スーパーで起きた原因不明の災難を巡って、質問と回答によって話が展開していく。回答者はもちろん、質問者も章によって入れ替わり、時によってはかつての回答者が質問をなげかけていたり。そうやって、何が原因だったか分からない災難を色々な角度から振り返り、人の心の闇や恐怖を浮かび上がらせていく、といった趣向の作品、なんでしょうか。 私は恩田さんの作品はすごく面白いか、最初は壮大ですごいと思ったのに段々尻つぼみになってえーこんな結末なの?!と肩すかしを食らうか、どっちかなんだけど、これは後者かな。何だかもやもや感が残る話でした。
by yamanochika
| 2006-11-12 01:04
| SF・FT
|
カテゴリ
以前の記事
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||