栗原ちひろ著 角川ビーンズ文庫刊。
オペラシリーズ4作目。 前作の最後、急逝した闇魔法教会の教主の後任を選ぶ会議上、突如出現したウゴルの仮面。カナギ達は何とか逃れるが、ミリアンは重傷を負い、闇魔法教会本部内に閉じこめられてしまう。一方、ラングレー達帝国法員に責められるセロフ師は、バシュラールに詩人が闇魔法教会本部にいることを話し、彼らもまた闇魔法教会本部に向かうのだが…。 「黒いゆりかご」との対決編後半。ウゴルさん趣味悪い。とか、ミリアンが扉の向こうを覗いて自覚的に魔法を使えるようになったとか見所は色々ですが、今までの話以上に凄惨な内容であった気がします。名もない人物といえ辛いです。その中の清涼剤が今回初登場となった美しいものが大好きな女装美少年魔導師リュリュと、ラングレーとバシュラールの会話でしょうか。有能で性格もいいのに、だからこそ苦労が似合うラングレーさん。リュリュにまで弄ばれて(笑) ついに別れ別れとなってしまった3人。5巻は今まで舞台にならなかった帝都。これまで以上世界の謎に迫りそうで楽しみです。
by yamanochika
| 2008-02-11 22:15
| ライトノベル
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