栗原ちひろ著。角川ビーンズ文庫刊。
しばらく中断していたのを最終巻まで一気読み。ここに来て初めてカナギとソラの友情に切なくなった。カナギにとってソラが普通の人間だったから、ソラは人間になれたのかな。カナギの恋愛レベルが恋愛というより感情表現が不得意で、あまり他者との触れあいがなかったミリアンと同レベルなのはどうかと思いましたが。 リュリュとデクストラの逃避行とか、今まで話に出るだけで舞台となったことがない東方の話にもわくわくしたけど、個人的な真打ちはやっぱりバシュラール。ラングレーじゃないけど、やっと!その気になったのかよという。こういう人が行動すると話が一気に動いて気持ちいい。カエキリアでの話が、ここまで繋がっている爽快感と、ラングレーの格好良さにほれぼれ。あそこでラングレーの一世一代の忠誠をおいといて、惚れた女を追っかけていく所がまた好きなんですよね。ラングレーもそういうバシュラールに敵わないと思ってるんだからいいのか。
by yamanochika
| 2008-04-01 00:30
| ライトノベル
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