ジョセフ・ディレイニー著。東京創元社刊。
魔使いシリーズの3作目。 冬になって魔使いの冬の家で過ごすことになったトム。アリスとも別れなくてはならなくなる。冬の家には、かつて魔使いと係わりがあったラミア魔女メグが住んでおり、さらに魔使いの挫折した元弟子が、冬の魔王ゴルゴスを目覚めさせようと画策していた… 魔使いのグレゴリーじいさんの秘密が明かされた今作。グレゴリーじいさんの純愛と魔女とのすれ違いが悲しい。魔女と人間とはいつまでも一緒にいることは出来ない、というのはアリスとトムの将来にも影響を及ぼすのかとも思ったり。冬なだけに前2作に比べても陰鬱で寒々しい話でした。
by yamanochika
| 2008-06-15 14:34
| 児童文学
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