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4連勝!

毎度野球の話ばっかりですみません。

神様仏様田中様のお陰で6連敗で何とか打ち止め。最近1勝しても次は2連敗ってパターンがほとんどで諦め気味で見てたら、何と永井が完投勝利。3日目は久しぶりにクマーが勝利。そして今日は長谷部で逆転勝ち。4連勝で再び3位タイ、と嬉しいこと続きで野球ニュース見るのが楽しくて仕方がありません。明日も勝てるといいなあ。今までもピッチャーはそんなに悪くないのに打線が繋がらなくて勝てない事が多かったから、永井や長谷部に勝ち星ついて良かったよ。ノリさんの代わりに出てきた若手が頑張ってくれてるし。独立リーグや社会人経由して来てる人が多いから、若手と言っても結構年はいってるんですが。こういう人達が頑張ればレギュラーになれるチームはいいなあ。

日曜日は久しぶりに安心して見られる点差になってのんびり見てました。試合としては今日の方が盛り上がったけども。
# by yamanochika | 2009-06-18 01:02 | 雑感

おかけになった犯行は

エレイン・ヴィエッツ著 創元推理文庫刊

ヘレンの崖っぷち転職記シリーズ第3弾。

以前は10万ドル以上を稼いでいたキャリアウーマンのヘレン。夫のロブとの離婚訴訟からやむにやむをえない事情が出来、名前を変えて逃亡中の身の上。現在はコンピューターに登録されないような低賃金現金払いの仕事で何とか生活する毎日。しかしヘレンが就職するたびに、何か事件に巻き込まれ職を変えることになってしまう。

という毎回違う職種についたヘレンの話が展開するシリーズ。(つっても1,2作目は読んでないけど)今回は、電話セールスの仕事をしているヘレンが、富裕層へのリサーチで掛けた電話で、女性が殺される現場を聞いてしまう。通報したものの、死体は見つからず妄想扱いされ、納得がいかないヘレンは事件に首を突っ込んでいくことに。

職種の内幕や、その仕事の辛さは作者本人が実際に体験し、リサーチした上で書いているそうで、電話セールスの仕事の実体や辛さが書き込まれてます。元々電話を掛けるのが苦手なんで、電話セールスだけはやりたくないと思ってたけど、これを読んだらますますその思いが強く。まあ掛かってくると鬱陶しいことこの上ないとさっさと切ってしまうんですが。

ヘレンの大家、パワフルな老婆マージョリーや、隣人ペギーとの会話が楽しい。カリフォルニアのイメージに合う、明るくて元気なコージー。拳銃よりも家庭用洗剤の方が凶器として危ないんじゃないかとしみじみ思った。オーブンクリーナーにそんな効能があったとは。
# by yamanochika | 2009-06-13 15:02 | 海外ミステリ

スリーピング・ドール

ジェフリー・ディーヴァー著 文藝春愁社刊

リンカーン・ライムシリーズからのスピンオフ。カリフォルニア州捜査局捜査官キャサリン・ダンスが主人公のシリーズ。

数年前に、IT長者一家を惨殺したカルト指導者のダニエル・ベル。その行動からシャロン・テート惨殺事件を起こしたチャールズ・マンソンに例えられ「マンソンの息子」と称された凶悪犯。終身刑判決を受けていたその男が脱獄した。逃亡する男を追跡するダンス達。ベルの目的は何なのか。彼のかつての信奉者が集められ、彼に関する分析が始まるが…。

ディーヴァー作品の特徴といえばジェットコースターのように二転三転するストーリー。これが事実だ、と思っていたことが何度もひっくり返り、結末に至るまで安心出来ない。その分またどんでん返しが来るんだろうという予測が出来てしまうのが難点ではあるんですが、ストーリーの面白さで最後まで突っ走っていく。リンカーン
ライムシリーズならそのひっくり返しは証拠物件の検証によってなされるが、キャサリン・ダンスが主人公の本書では、巧みな尋問を行う彼女による「キネシクス」分析によって行われる。

人が嘘をついているのをどうやって見破るか、とう分析術が面白い。実生活にも転用出来そうですよね。ベルとダンスの頭脳戦は面白かったし、その分最後はアレって拍子抜けする部分があったんですが、読み応えはありました。展開も早くて読みやすい。
# by yamanochika | 2009-06-13 14:46 | 海外ミステリ

町でうわさの天狗の子4

姫ちゃんが可哀想な巻なんだけど、夏休みに入る前に言ったのはタケルくんの優しさのような気もする。あのペットボトルの事が決定打だったのかな。その前に一生懸命お料理したり、お父さんも来て楽しかった日だから余計に可哀想ではあるんだけど、女の子達が姫ちゃんと、何も言わずに一緒にいてくれてみんな何て可愛いんだろうとキュンキュンした。姫ちゃんを迎えに来て、服の裾で涙拭ってあげる瞬くんにも。学園祭のムサシと金ちゃんの会話とかさー、青春いいなーと思う。

しかしスカートの話や修行の話を読んでると、何でこの二人くっつかないんだという気持ちがわき上がってくるので、こういう二人を見ているとタケル君が辛くなるのも分かるわ。花火大会のだったら浴衣を着てこいにやられた。他の人が分かって無くても、瞬ちゃんだけはまだ秋姫が落ち込んだままだって分かるんだね。

あと、海の者が秋姫にもらったタケルくんのだるま抱えながら花火見ている所や、八郎坊が玉蜀黍の芯まで食べていたり細かい描写に感心。花火大会の話は隅から隅まで見応えあったなー。コマの使い方が上手い。
# by yamanochika | 2009-06-13 14:22

王子の優雅な生活(仮)

紫堂恭子著 朝日新聞出版刊

王子が真面目な顔で語る「騎士道=ナンパ道」が合っているような合ってないような。そんなに間違ってはないと思うんだけど、決め顔で語っている内容がアレだからなあ。「聖なる花嫁~」が結構エグイ内容が多い分、こっちはコミカルになっているんだけど、王子様を見ていると悲惨な境遇や今がどれだけ危険な立場にいるのかというのが頭の隅に追いやられてしまう(笑)。そういえば再登場するまでライオネルさんの存在を忘れてました(ひどい)。ちゃんと真面目に頑張ってるんだね。

雑誌廃刊で心配してたんだけど、これはwebコミックで続くみたい。むしろもう1つの方が連載どうなるだろ。
# by yamanochika | 2009-06-11 01:11 | 漫画色々